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ゴミを減らすための3R運動

ゴミを減らすための3R運動

日本とヨーロッパはごみを減らすための国としての取り組み、そして地方自治体の取り組みが進んでいると評されます。ごみの細かな分別、分別したごみのリサイクル技術、リサイクル率、そしてごみを無害に処理する技術などが世界トップレベルであるからです。

こうした活動の裏には「3R」という考え方と、それを支える個人や団体の努力があります。今回は、日本における「3R」についてご紹介したいとおもいます。

3Rとは

3Rとは
3Rとは

まず、3Rという言葉についてご紹介します。3Rとは英語の「Reduce (減らす)」、「Reuse (再利用する)」、そして「Recycle (再資源化する)」という3つの単語の頭文字をとって作られた造語です。では、一つずつ見ていきましょう。

Reduce (減らす)
ごみとなるものを減らす。例えば、不要なものを買わない。買ったものを長く使う。壊れたものをすぐ捨てるのではなく修理する。

Reuse (再利用する)
自分が使わなくなったものを友達にあげる。不用品を中古ショップで買い取ってもらったり、オークションで販売したりする。中古の再利用商品を購入する。

Recycle (再資源化する)
ごみの丁寧に分別して出す。古新聞の回収などに応じる。業者は、回収したごみを細かく砕いて、再度資源として利用できるようにする。

これは、「個々人が行うレベル」「国や地方自治体が行うレベル」「企業が行うレベル」と様々あります。例えば、「企業がごみを減らすため、通常の梱包より少ない部材で梱包した商品を販売する」場合、そうした商品を企画・販売するのは企業ですが、それに協力して、そうした商品を優先的に購入するのは個々人で行える3Rへの貢献となります。そうした商品を使い終わった後、捨てずに中古やさんに持って行って買い取ってもらう個人、こうした中古販売を促進するビジネスを行っている企業、そして中古品となったものを購入する個人、これらはみな3Rに貢献しているとも言えます。

3Rは、ごみやものが、AさんからBさんに行って、さらにCさんに行って、、、となる間にできるだけごみを出さないことが重要です。よって、3Rが個々人で完結することはまずあありません。多くの企業、個人、国や自治体の複合的な取り組みにより促進、実現されています。

3Rを支える活動

3Rを支える活動
3Rを支える活動

特に企業では、業種ごとに3R団体を作っているところがあります。例えば、パソコンであれば、「中古パソコンの流通の促進」のための3R団体があり、個人情報が搭載されている可能性があるパソコンを、どのように安全に再度流通させるかの意見交換や業界ガイドラインの作成などを行っています。これ以外にも、ガラスやびんの3Rについて、容器や包装なども3Rの組織的な活動の例として挙げられます。

日本政府は、経済産業省が主体となって、経済活動や商品などにリサイクル可能な素材かどうか、どのように分別してごみにすればよいか、といった表示を一元化するなどの取り組みを行っています。詳細については、こちらの経済産業省のページをご覧ください。

3Rといっても、特殊な活動ではありません。「物を無駄にしない」「一度買ったものは修理して長く使う」「物を大切にする」「捨てる前に誰かにあげるか売れないか考える」といった、私たちが昔から取り入れて行ってきた行動様式を整理したものなのです。

今日からはじめられる3R

今日からはじめられる3R
今日からはじめられる3R

これまで人生生きてきて、一度も3R的な活動を行っていない、という人はいません。よって、3Rはかしこまって新たに始める活動ではありません。これまで日常行ってきた活動をより丁寧に行うとともに、これまで行ってこなかった活動を行う余地がないかを考えるのが3Rだと考えてください。

例えば、これまでは家電が古くなったら捨てていたのを、リサイクルショップに持ち込んで再利用してもらうことを新たに行えば、3Rに貢献したことになります。また、本棚にある古い本を捨てずに、ヤフーオークションやメルカリで販売する、もしくは施設に寄付するなどすれば、これも3Rです。ごみの分別をしっかりやってこなかった人が、時間をかけてしっかり分別するようになれば、これも3Rです。

また、こうした3Rにまつわる技術を開発することも3Rに対する貢献ですし、3Rの概念が普及していない国で啓もう活動を行うのも3Rに対する貢献だとも言えます。日本は、ごみの分別や、物の再利用という観点ではかなり進んでいる国なので、こうした概念を発展途上国に浸透させ、世界中で3Rを当たり前にしていくことが、先進国の役割だとも言えます。

さて、今日はあなたは何を3Rしましたか?小さなことでも構いません。環境を守ろうとする一人一人の心がけが、地球全体では大きな違いを生んでいくのです。ぜひ、あなたも、そしてあなたのご家族も一緒に3Rしましょう。

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