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ホテル客室の脱臭・除菌がどのように行われているか

ホテル客室の脱臭・除菌がどのように行われているか

皆さんは、ホテルのチェックインを終え、自分が宿泊するときのドアを開けるとき、どのような気分になりますでしょうか。「ずっと泊まりたかったホテル」でしたら、わくわく感でいっぱいでしょうし、「仕事でつかえれ果てて深夜に到着」であれば、とにかく早く寝たい、かもしれません。しかし、どんな宿泊客であっても、「これだけは勘弁」というのが、客室の施設に不備があった、客室の清掃がきちんと行われていないといったトラブルです。

そして最近増加しているのは、「客室の臭いに関するトラブル」なのです。こちら見ていきたいと思います。

客室の臭いの発生源

客室の臭いの発生源
客室の臭いの発生源

まず前提として、どのホテルもチェックアウト後にきちんと清掃が行われています。チェックアウト後にベッドメイクのスタッフが、室内のゴミ捨て、シーツ交換、タオル交換、浴室掃除、掃除機掛けなどを短時間でこなしていきます。しかしながら、目に見えるごみやシーツ交換といったものへの対処に比べると、臭いへの対処は一段落ちてしまうのが実際のところです。

では、どのようなものが室内の臭いの原因となっているのでしょうか。

1.たばこ
現在、ホテルの多くはごくわずかの喫煙室を除いて禁煙である所がほとんどです。喫煙可能な客室が1つもないホテルもあるほどです。逆に、ビジネスマンが多いビジネスホテルであっても、半分以上喫煙室があるホテルは聞いたことがありません。

ホテルのたばこに関するトラブルは、大きく2つに分けられます。
(1)喫煙室が臭い
喫煙室の宿泊客は、自分が喫煙するから喫煙室を選んでいるのですが、それであっても到着したばかりの客室がたばこ臭いのは嫌だと感じています。自分がつけた臭いであれば仕方ないが、前の宿泊客のたばこ臭が残っているのは、不快でかつ清掃が行き届いていないと感じるのです。
(2)禁煙室のたばこ臭
「え?なぜ禁煙室なのにたばこ臭?」と思われる方も多いかと思います。しかしながら、「喫煙室が予約できなかったので、しぶしぶ禁煙室に泊まっているが、まあ一本くらい吸ってもばれないだろう」と吸ってしまう宿泊客がいます。もちろんバレバレです。

2.食べ物
コンビニなどで食べ物を買って室内に持ち込む方は、多くいらっしゃると思います。しかし、どんな食べ物であっても臭いを発するものです。特にひどい臭いがする場合は、次のような場合です。

(1)臭いが強いものを持ち込んでいる
最近、日本に観光でやってくる外国人観光客が急増しています。その中でも強い臭いがする食べ物を好む人たちがいます。例えば、韓国人は「3度のご飯に必ずキムチがついていないと生きていけない」という人がいるほど、キムチを好みます。部屋の中で食事するときも、キムチを持ち込んで食べることが多いです。しかし、ご存知の通り、キムチは発酵食品であるため、かなりの臭いがします。もちろんキムチ以外にも、強い臭いがする調味料、ニンニクが強い食べ物などでも、同じように強い臭いが部屋にこもってしまいます。

(2)腐敗臭
数日ホテルに宿泊し、「部屋に立ち入らないでください(Do Not Disturb)」のサインをドアにつけている宿泊客に多いケースです。こうした部屋でよくあるのは、「部屋で食べた食べ物のごみが、室内のゴミ箱にあふれかえっていて、そこから腐敗臭がする」というものです。たとえ、臭いが強くない食べ物であったとしても、食べかすが次第に腐敗して臭いを発するようになります(夏であればなおさらです。

(3)体臭
長期滞在客に多いケースです。部屋で長い時間過ごすような場合だと、しだいに部屋の中に宿泊客の体臭が立ち込めるようになってきます。宿泊客の多くは、自分の体臭には気が付きませんので、不快とも思わず過ごしますが、ベッドメイクスタッフが部屋に入ると、むっとするようなにおいが気が付く、というのはよくあるケースです。

(4)香水
外国人観光客、特に欧米の宿泊客に多いようです。日本やアジアに比べて、欧米では男女問わず香水をつける文化が浸透しています。香水も日本のように弱いものではなく、比較的強いものが好まれるため、毎日強い香水をつける宿泊客の場合、部屋の中にも香水の臭いが立ち込めることになります。

客室の臭いの防止

客室の臭いの防止
客室の臭いの防止

宿泊客のチェックアウト後、ベッドメイクが客室に入って強い臭いに気が付いたとき、どうすれば短時間で臭いを消し、次の宿泊客が快適に過ごせるかを考える必要があります。そのための対策は下記のようなものがあります。

1.換気
部屋の窓を開けて部屋の空気を入れ替えることです。臭いが弱い、また十分に時間があれば換気だけで室内の臭いをほぼ完全に取ることができます。しかしながら、臭いが強かったり、チェックアウト後数時間後に宿泊客が来るような場合であれば、臭いを完全に取ることは難しい場合も多いでしょう。

2.空気清浄機
市販の空気清浄機を使う方法もあります。空気清浄機はファンの力で室内の空気を循環させ、清浄機内部のフィルターで臭いを吸着させるという方法で、脱臭します。しかしながら、空気清浄機自体は、ほこりや花粉などの微粒子を取ることが主目的で、臭いを吸着させることは得意ではありません。また、吸着した臭いを完全に分解できるわけでもありません。全室に設置するには場所を取りすぎますし、清掃の旅に運ぶには重すぎるのが難点です。

そして第3の方法として注目されているのが、オゾンを利用した脱臭です。

オゾンによる客室脱臭

オゾンメイド
画像:オゾンマートお客様事例

オゾンは脱臭と除菌の効果がある気体で、オゾン発生器という装置を使うことで、オゾンを発生させます。発生されたオゾンは、臭いの分子と結びついて、臭いを分解する(完全になくしてしまう)効果があるため、ほぼ完全に近い脱臭を短時間で実現することができます。例えば、オゾン発生器販売大手の「オゾンマート」の強力オゾン発生器「オゾンメイド」であれば、5分から10分で室内の脱臭が完了するため、喫煙室が多いビジネスホテル、外国人観光客が多いホテルなどで愛用されています。

臭いに関して、ホテル業において最も怖い事態は「臭いが取れずに部屋を稼働させられない」ということです。脱臭のためだけに1日客室を無駄にしてしまう、稼働率を低下させてしまうのは、ホテル経営者からすると断腸の思いではないかと思います。室内の換気や空気清浄機といった不完全な方法に頼るのではなく、オゾン発生器を備え付けておくことで、客室の稼働率を高めることができ、最終的にお客様にも満足いただけるホテル運営が実現できます。ぜひ一度お試しになるのがよろしいかと存じます。

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