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野菜の残留農薬について知っていますか?

野菜の残留農薬について知っていますか?

野菜は、私たちの健康維持に必要な栄養素を持つ食物であると同時に、資本主義社会で売り買いされる商品です。俳優が「見栄えがよく、太っておらず、美しい人」が好まれるように、野菜も「見栄えよく、形よく、虫食いがない、そして美味しい野菜」が好まれます。商品としての野菜をより魅力的に見せ、美味しくし、そして効率よく大量に作るために必要なもの、それは農薬です。しかし、農薬は洗っても残留する可能性があると聞いたことはありませんか?

農薬について正しく理解する

農薬について正しく理解する
農薬について正しく理解する

私たちが安い値段で見栄えが良くて美味しい野菜が食べられるのは、農薬があるからです。農薬があるおかげで、農作物を害虫や病気から予防できます。これにより、出荷できる品質を満たす農作物が増加し、結果農作物の値段が下がるのです。無農薬・減農薬の野菜が高いのは、「美味しいから」ではありません(一般的に味は変わりません)。「無農薬・減農薬であるが故に、害虫や病気から農作物を守るのに追加の労力がかかる、そして収穫高が減るので値段を上げざるを得ない」のがその理由です。

さらには、「農薬なしでは絶対に作れない作物」があります。有名なものではお米です。米はイネ科の作物ですが、ここ数十年間に開発された美味しい米の品種は害虫や病気に弱いため、農薬なしでは収穫に至るまで成長させられない、または「病気でイネが全滅するリスク」を抱えながら育てるという「いちかばちか農業」となってしまいます。これでは農家の生活が立ちいきません。

無農薬・減農薬を主張する人は「農薬こそ悪、無農薬こそ善」という主張をしますが、実際のところは農薬なしでは現代社会は成立しません。「農薬自体をなくす」のではなく、「口に入れる農薬を減らす」ことを考えることが現実的なアプローチになります。

残留農薬を落とす方法

残留農薬を落とす方法
残留農薬を落とす方法

野菜や果物は農家により栽培・収穫され、その後出荷され、スーパーや八百屋さんなどで販売されますが、最終的に家庭に辿り着いて食材として利用されます。家庭に辿り着いた野菜や果物に「農薬が付着している・残っている」状態、これが「野菜の残留農薬」です。「そもそも残留農薬問題はない」と主張する人もいますが、残留農薬は目で見えるものではないので、本当に大丈夫かどうか気になってしまうところです。ここでは、家庭で取り組める残留農薬を取り除く方法をお伝えします。

1.流水で表面をこすって洗う
野菜や果物の表面についた農薬を、文字通り「手でこすって落とす」洗い方です。単に流水をかけるだけでなく、こすって洗うことで農薬を一段と落としやすくなります。「手でこすると、手に農薬が付着するのではないか」と気になる方は、キッチン手袋をはめて洗うとよいです。
水道水でこすり洗いする方法の問題は、「全ての農薬が水に溶けるわけではない」ということです。農薬には水溶性のものと、水溶性でないものがあります。野菜や果物を複数種類買ってきたとして、それが「水溶性の農薬を用いているのか」「非水溶性なのか」などということは分かりません。そして、このために情報を調べて、、、としていたら時間がいくらあっても足りません。
また、一生懸命野菜や果物をこすることで、野菜や果物自体が痛んで食感を損ねることもあります。美味しい野菜や果物を食べるために買ってきたのに、自分の手で美味しくなくしては本末転倒ですね。

2.農薬除去用洗剤を使う
インターネット上には「これでほぼ100%農薬を除去できます!」という野菜洗い専用の洗剤が販売されています。「体に害のない物質で、野菜の農薬も除去できて、海外で大人気」といった触れ込みです。
この農薬除去用洗剤の問題は、「そもそも本当に除去されているのかどうか分からない」ことです。多くの場合、こうした商品は小さな会社により作られています。しかし、本当に農薬が除去できているかどうかを調べるには、多くの農薬や野菜を用いたテストが必要です。これには膨大な工数がかかるため、十分にテストできていない可能性が高い(信頼性が劣る)のです。そして、十分にテストできていないにも関わらず、値段が非常に高いのです。普通の洗剤の3倍、4倍するのが当たり前です(近所のスーパーでは販売されていないので、ネット経由での購入=送料も合わせてかかります)。

3.重曹・塩水・酢水を使う
天然由来の素材である重曹、塩水、酢水を使って野菜や果物を洗うのは、他の者より安心して使えそうな印象があります。そして塩や酢であれば自宅にありますし、重曹も新たに購入したとしても数百円で済みます(農薬除去用洗剤と比べれば非常に安いです)。
問題点としては、重曹や塩水、酢水を使って野菜や果物を洗ったとしても、その効果については検証されていないことです。インターネット上では「効果があります!」と断言している記事が多数ありますが、こうした情報は効果の裏付けがなされていません。「身体に害はないが、効果がない」可能性が高いのです。

残留農薬を取り除くオゾンという選択肢

残留農薬を取り除くオゾンという選択肢
残留農薬を取り除くオゾンという選択肢

「家庭で残留農薬を除去する良い方法はなかなかない、困った」と思ってしまいがちですが、実はヒントは食品工場にありました。スーパーや飲食店に加工野菜(カット野菜など)を大量に卸している食品工場では、食品を長持ちさせるために「オゾン水生成器」を利用しています。これは、オゾン(気体)を含むマイクロバブル(非常に細かい泡)を大量に発生させて、オゾンを水に溶かし、そしてこのオゾンが有害な有機物・微生物を除菌するのです。

そして、このオゾンは除菌だけでなく、残留農薬の除去にも効果があります。オゾン水の中に野菜や果物を浸しておくと、表面に付着している残留農薬を分解してくれるのです。オゾンの効果は、最近発見されたものではなく、長らく利用されているものであり、多くの実績や研究結果があるため安心して利用できます。そして、オゾンは放っておくと自然に分解されるため、人体に影響もありません。

かつては大規模な食品工場でしか利用できなかったオゾン水発生器。これを安価に家庭にお届けしているのがオゾン水生成器販売大手の「オゾンマート」です。最も安価な「オゾンバスター」であれば、たったの数万円台前半でオゾン水を家庭に導入することができます。自分のために、家族のために、農薬を取り除いて安心な食生活を始めてみませんか?

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