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ウイルス・感染症の多い季節のトイレ掃除

ウイルス・感染症の多い季節のトイレ掃除

ホテルや飲食店の衛生管理は、「集団感染」を発生させないことが何より重要です。集団感染を起こしてしまうと、数日間営業停止になるだけでなく、店舗名がマスコミに報道され、そして各地方自治体の保健所のホームページにも掲示されるため、「危険なお店」というイメージを持たれてしまい、来客数が急減することもあり得ます。夏は食中毒、O157、そして冬はインフルエンザやノロウイルスなど多くの危険がありますが、この感染源として実は大変危険なのがトイレとなります。以下でご説明いたします。

吐しゃ物の処理はとても危険

>吐しゃ物の処理はとても危険
吐しゃ物の処理はとても危険

居酒屋など、アルコールを出す店でトイレに行ったとき、明らかにトイレの中で誰かが吐いている音が聞こえたり、または吐いたブツ(吐しゃ物)を踏んでしまった、という経験はありませんか?「間違って汚いのを踏んでしまった。帰宅したら靴を洗わないといけない。嫌だなあ」と苦々しく思った方もいると思いますが、実はこれは単に汚い処理だけでなく、大変に危険なのです。

ノロウイルスを例にとって説明しましょう。ノロウイルスは、特に冬に感染が多いウイルスですが、激しい下痢と激しい嘔吐の症状が特徴です。そして、吐しゃ物の中には、大量のノロウイルスが含まれています。吐しゃ物に間違って触れてしまったり、目や口などに誤ってはいってしまったりすると、体内にノロウイルスが取り込まれ二次感染を引き起こすことがあります。最も危険なのは、吐しゃ物を処理しなければならないホテルスタッフや飲食店のスタッフとなります。

ホテルや飲食店のスタッフが吐しゃ物からノロウイルスに感染した場合、感染した本人がまず危険です。激しい下痢や嘔吐で体調を崩し、休まざるを得ないことになる場合も多いです。次に、同じ職場で勤務している同僚にウイルスを感染させたり、家に戻って家族にウイルスを感染させる可能性があります。

そしてさらに危険なのが、本人がウイルスに感染していることに気が付かないうちに、お客さんにウイルスを感染させてしまうことです。特に、多くのお客様と接客するポジションで働いているスタッフは、何十人、何百人と言うお客様を危険にさらす可能性があるのです。

空気感染が最も危険

空気感染が最も危険
空気感染が最も危険

次に、吐しゃ物には別な危険があります。2006年に東京のホテルで、イベントでホテルを訪ねていた来客がホテルのじゅうたんに嘔吐する、という出来事がありました。ホテルのスタッフは、そのじゅうたんを「通常の手順」で清掃したのですが、その結果ノロウイルスが取り除かれておらず、じゅうたんの上を人が通るたびにノロウイルスが舞い上がり多くの二次被害を生みました。

個人レベルであれば、先ほどの「トイレで吐しゃ物を靴で踏んでしまった」ような場合、乾燥した吐しゃ物に含まれているウイルスが舞い上がって、それを自分が吸い込んでしまう可能性があります。帰宅前に靴底をきれいに洗い流すことで、ある程度ウイルスを落とすことができますが、多くの洗剤はウイルスの除菌効果はないため、効果は限定的になってしまいます。

オゾンで即除菌して集団感染を防ぐ

オゾンで即除菌して集団感染を防ぐ
オゾンで即除菌して集団感染を防ぐ

こうした集団感染は大きく分けると「細菌」と「ウイルス」が原因です。アルコールや手指除菌剤による一般的な消毒方法だと、細菌を除菌することはできます。しかし、ウイルスの除菌までは行えないことがほとんどです。細菌が多く繁殖する夏は問題ないが、ウイルスが多く流行する冬に危険があると言っても良いかもしれません。しかし夏と冬で別種の対策をしたり、別種の器具を用意するとなると、コストがかさみますし、それを保管する場所が必要になったり、異なる手順を徹底させる労力もかかります。細菌もウイルスも同時に撃退出来て、スタッフとお客様の両方を守る方法がないか、とお悩みの方、実はオゾンで解決できます。

オゾンは、大腸菌やO157といった細菌と、インフルエンザウイルスやノロウイルスといったウイルスの両方を除菌する効果があります。除菌方法は2通りありますが、この2通りを併用するのが最も効果があります。

空間除菌(気体のオゾンで除菌)

空間除菌(気体のオゾンで除菌)
空間除菌(気体のオゾンで除菌)

気体のオゾンを発生させる「オゾン発生器」を利用します。オゾン発生器には「人がいる環境(有人環境)で使える弱いオゾン発生器」と「人がいない環境でのみ使える(無人環境)強いオゾン発生器」の2タイプあります。

有人環境で常時つけっぱなしで利用する場合は、1時間あたりのオゾン発生量が100mg程度のオゾン発生器がベストとなります。逆に、無人環境で短時間で除菌したい場合は、1時間当たりのオゾン発生量が300mg以上のものが目安となります。

オゾン水除菌(液体のオゾン水で除菌)

オゾン水除菌(液体のオゾン水で除菌)
オゾン水除菌(液体のオゾン水で除菌)

吐しゃ物を処理する際などに最適の方法です。吐しゃ物が飛び散ったトイレやじゅうたんなどを清掃するとき、見た目の汚れは取れたとしても、ウイルスがまだ残存していることがあります。こうした場合は、水道水にオゾン水生成器を入れて、オゾンを含む微細な泡(マイクロバブル)を大量に生成した「オゾン水」を作ります。このオゾン水の強い除菌作用を利用してウイルスを一網打尽にするのです。

オゾン水をスプレーしてもよいですし、長時間オゾン水に布やじゅうたんを浸してもよいです。注意すべきなのは、オゾン水に含まれるオゾンは、十数分から数十分で分解されていくことです。もし長時間除菌を行いたい(例:かなり厚くて大きなじゅうたんを除菌したい)場合は、オゾン水生成器の電源を入れたままにして、オゾン水を作り続けることも効果的です。

ぜひ、オゾンを使ったトイレの細菌・ウイルスの正しい除菌を実現して、お客様とスタッフの安全を高める努力をはじめてみてください。

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