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水道水を飲める国は世界でどれくらいあるか?

水道水を飲める国は世界でどれくらいあるか?

海外旅行に行く前に注意することは色々とあるかと思います。ビザ必要・不要、ビザなし滞在日数、通貨、電源プラグの形、そして「行先で水道水を飲んでも大丈夫なのかどうか」もその一つです。以下では、どの国で水道水を問題なく飲めるかについて、取りまとめてお伝えいたします。

水道水が飲める国一覧

水道水が飲める国一覧
水道水が飲める国一覧

では、早速「水道水を飲める国」が多い順にお伝えしていきましょう!
(以下の情報は、2017年1月のpeople.comの情報に基づきお伝えしています)

1.ヨーロッパ
ヨーロッパで水道水を飲める国は以下の通りです。

アイスランド、アイルランド、イギリス、ポルトガル、スペイン、フランス、デンマーク、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、スイス、リヒテンシュタイン、アンドラ、モナコ、ドイツ、ポーランド、チェコ、スロベニア、イタリア、マルタ、ギリシャ、オーストリア、ハンガリー、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、バチカン

27か国で断トツ1位です。特徴としては、昔の西ヨーロッパ(資本主義陣営)の国は全て水道水を飲んでも問題がない地域になっています。逆に昔の東ヨーロッパ(社会主義陣営)はほとんどが水道水を飲めない地域です。昔の東ヨーロッパだったが、水道水を飲めるようになった国は、わずかに「チェコ」「ハンガリー」「スロベニア」のみです。

2.アジア(東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア)
アジアで水道水が飲める国は以下の通りです。

日本、韓国、香港、シンガポール、ブルネイ

5か国で2位となります。ヨーロッパとの違いは「国の数は多い割に、水道水を飲めない地域が圧倒的に多い」ということです。例えば、東南アジアは多くの国がありますが、シンガポールとブルネイ以外は全滅です。そして、南アジア、中央アジア、西アジアは全滅です。

3.北アメリカ・中央アメリカ
北アメリカと中央アメリカを合わせて、水道水が飲めるのは以下の国です。

アメリカ、カナダ、グリーンランド

3か国となります。国の数では少なく、メキシコやジャマイカといった中央アメリカは全滅です。国の面積で見ると、アメリカ、カナダ、グリーンランドともに大きいのが特徴的と言えます。

4.オセアニア
オセアニアで水道水が飲めるのは以下の国です。

オーストラリア、ニュージーランド

2か国となります。「あれ?オセアニアってこの2か国以外あったっけ?」と思う方もいるかと思いますが、南太平洋の島嶼国(パラオ、ソロモン諸島、フィジーなど)もオセアニアのカテゴリーに入っていますが、全滅です。

5.南アメリカ、アフリカ
この2つの地域で水道水を飲める国は「ゼロ」です。1国もありません。

なぜ飲める国と飲めない国があるのか

なぜ飲める国と飲めない国があるのか
なぜ飲める国と飲めない国があるのか

世界には多くの国、多くの地域があるのに、どうして水道水を飲める国と飲めない国があるのでしょうか。これは「国に水道インフラの構築と維持を行う体力があるか」という点に依ります。

簡単に言ってしまうと、「国が豊かで、国土が狭い国」が最も有利です。水道管の敷設と維持には膨大な工数とお金が必要です。このため、できるだけ長い距離の水道管を引かず、メンテナンスも楽である場合、効率的な水道インフラの構築が可能です。例えば、シンガポールは東京23区ほどの国土に数百万人が住んでおり、かつ「アジアで最も豊か」と言われています。このような国が理想的です。

逆に、「国が豊かでない」場合、水道インフラの構築はほぼ難しいです。例えば、バングラデシュは、日本より狭い国土で日本を上回る人口がいるので、人口密度的には水道インフラの構築に有利です。しかし、一人当たりGDPは日本の数十分の1と極めて小さく、当然国家の税収も限定的であるため、水道インフラの構築が行えないのです。

例外として上げられるのは「豊かな産油国・ガス産出国」です。例えば、カタールやクウェートといった国は、非常に豊かでかつ国土が狭いので、水道インフラを容易に構築できそうなものですが、2017年時点では水道水を飲むことができません。これは、豊かになってからの歴史が短いせいかいもしれません。

今後どのような国が「水道水を飲める国」になるのか

今後どのような国が「水道水を飲める国」になるのか
今後どのような国が「水道水を飲める国」になるのか

今後水道水が飲めるようになる国は、ずばり「現在既に豊か」もしくは「GDPがもうすぐで先進国入りしそう」な国です。これは、過去の歴史から見ても豊かな国ほど水道インフラを整備する余裕ができています。GDPが上昇するということは、国内で何かしらの産業が盛んになっているということです。産業が盛んになると、国民の所得が上がり、そして企業が増加することで、税収が増えます。この増えた税収を、ある種のぜいたく品である「水道インフラ」に投資することができるようになるのです。

当サイトが予測する「今後10年で水道水が飲めるようになる国」は以下の通りです。

ヨーロッパ:エストニア、ラトビア、リトアニア、クロアチア、キプロス
アジア:台湾、マレーシア、タイ、クウェート、カタール、UAE、イスラエル
北アメリカ・中央アメリカ:メキシコ
オセアニア:なし
南アメリカ:なし
アフリカ:南アフリカ

なお、この予想が当たっているかどうかは、10年後、2027年の楽しみとさせてください!

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