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ダニ対策にオゾンが効く?

ダニ対策にオゾンが効く?

ある朝目が覚めたら、蚊に刺されたようなあとが。しかし、蚊にしては小さいし、特に大きな症状もない、といった場合、多くの場合はダニが原因です。「ちょっとダニに刺されたくらい、大したことないからいいや」と思いがちですが、実はダニには3つの危険があります。

ダニの3つの危険性とは?

ダニの3つの危険性とは?
ダニの3つの危険性とは?

ダニが持つ危険性とは、「アレルギー」「腫れ・かゆみ」、そして「感染症」という3つのポイントがあります。

1.アレルギー
ほこりアレルギー、花粉アレルギーなどと同様に、「ダニアレルギー」があります。ダニアレルギーは、ダニそれ自体や、ダニの糞、死骸などを空気と一緒に吸い込んでしまうことで、鼻水、鼻づまり、皮膚炎といった症状を起こすものです。アレルギーを引き起こすダニの大きさは、小さいものだと体長0.3mm程度、そして大きなものでも体長1mm程度と非常に小さく、死骸や糞となるとさらに小さくなり、目視で判別するのはほぼ不可能となります。

2.腫れ・かゆみ
夜、ふとんで寝ているときに「チクッ」っとした感触で目が覚めたり、朝になったらいくつかダニに刺された箇所があるといったものです。ツメダニやイエダニといった人を噛むダニは、暗く湿度がある場所で夜に活動することが多いため、就寝中の被害が多くなっています。大きく腫れることは少ないですが、炎症を起こす場合もあるため、「普段より大きく腫れているな」という場合は、皮膚科への通院が必要です。

3.感染症
ダニに刺されるのは、痛みや腫れ、かゆみ以外にも「感染症の危険」があります。感染症を引き起こすダニは「マダニ」と呼ばれるダニで、他のダニよりも大きく体長3mm程度となります。秋の屋外で動物の体液や、人間の血液を吸うのですが、この際に感染症やウイルスを媒介することがあります。斑点上の腫れから、深刻な症状を引き起こす場合がある「ライム病」や、頭痛や発熱、筋肉痛を引き起こす「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」、そしてSFTSウイルスにより起こりワクチンが存在しない「重症熱性血小板減少症候群」などです。

ダニをどう予防すればよいか

ダニをどう予防すればよいか
ダニをどう予防すればよいか

まず、ダニを予防するするには、屋外と屋内の両方の対策が必要です。

1.屋外での対策
屋外で人を刺すダニの多くは、10-11月といった秋に発生します。この時期は紅葉がきれいな季節でハイキング日和であることが多いのですが、ハイキングなど野生の環境にいる場合は、暖かい日であっても皮膚を露出しないにしましょう。皮膚を露出しなければ、ダニに指されるリスクは大きく低減します。市販の虫よけスプレーを使うことも効果的ですが、「ダニにも効果がある」ものを確認してから購入するようにしましょう。

2.屋内での対策
屋内でダニに刺される場所で圧倒的に多いのがふとんです。ダニは、湿度55%を超える場所でないと生存できません。よって、ふとんのように湿度が逃げにくく、毎日人間がやってきて汗により湿度を上げてくれる場所を好みます。
よって、ダニに対してはまず「湿度を下げる」対策が必要です。ふとんをこまめに干すのがよいでしょう。さらに、ダニは50度以上の高温の環境でも生息できないため、高温と低湿度のダブルパンチで除去するのも有効です。ふとん乾燥機などの利用も推奨されています。
また、掃除機でふとんの表面を吸い取ることで、ダニを吸い取る効果も確認されています。

頻繁に掃除できない環境ではオゾンが効く

頻繁に掃除できない環境ではオゾンが効く
頻繁に掃除できない環境ではオゾンが効く

とはいえ、頻繁に布団を掃除できない環境もあります。具体的には寝たきりの高齢者がいるような環境です。高齢者を移動させるのもなかなか大変なので、どうしてもふとんの取り換えなどは後回しになってしまいます。こうした環境で役に立つのがオゾン発生器です。

ダニはオゾンを嫌うため、オゾンが強い環境からは遠ざかろうとします。例えば、高齢者が暮らす室内でオゾンを発生させることで、ダニが発生しないようにやります。

こうしたアプローチを用いているのが、青森県の介護保険老人施設「やすらぎ苑」です。オゾン発生器「オゾンメイド」を導入することで、施設内のダニの発生を減少させています。このように、頻繁なふとんの取り換えがが難しい環境では、オゾンを利用することが効果的といえます。

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